外国人材とのコミュニケーション

先日、「外国人材とのコミュニケーション研修」に参加させていただきました。

日本・東京商工会議所2019年3~4月調査のデータで、企業が政府に実施してほしい取り組みとして、一番多かったものが「日本語教育の充実」70.3%。つまり、多くの企業の方が外国人労働者に日本語能力を期待しています。
そして、実際の現場でも、日本人と外国人のコミュニケーションでストレスを感じたり、トラブルになることが多いそうです。

その解決法として、外国人労働者に高い日本語レベルを求めるだけでなく、日本人側も外国人につながる日本語を話すように心がけることで、コミュニケーションコストも下がり、ストレスも減少し業務効率も上がるのです。

参考になる外国人材とのコミュニケーションの具体例があったので、いくつかご紹介。

命令形は避ける

外国人が学んでくる日本語の過程では、命令形まで学んでいない可能性があるので、命令形で話されると、理解できていないことがあるようです。

複数の意味がある日本語を避ける

「じゃ、できたら一度見せて」
→差し支えなければ見せてほしいという意味と、完了したらという意味どちらでも捉えることが出来ます。他には、「大丈夫です」という言葉も、断っているのか、受け入れているのか日本人でも判断のつきにくい言葉があります。このような言葉は、当然外国人にとっても判断がつきにくい言葉です。

目的+指示を具体的に伝えることを心がける

日本人「この仕事、明日までにお願いします」
外国人労働者「できません」
ここで、日本人が怒って、コミュニケーションをやめてはいけません。こちらが、なぜ明日までに仕事をしてほしいのかの理由を伝えたり、相手になぜ無理なのか?どうしたら出来るのか?を確認してみる必要があります。お互いにもっと情報を開示し合う必要があります。

目的+指示の良い例が、飛行機の機内放送です。
「皆様の安全確保のため、飛行機が完全に停止するまで、そのままお座りになってお待ちください」

たしかに、的確な指示のうえに目的も告げられると素直に従いやすいですよね。

外国人労働者が指示を本当に理解しているかの確認

相手が本当に理解できているのか不安なときは、相手に確認してみるといいでしょう。
日本人 「明日は、これこれしてください。」
外国人労働者「わかりました」
日本人「明日は、どうするの?」
と尋ねて、外国人労働者が話すことによってお互いに理解しているかどうか確認することが出来ます。

ポイントは、「明日は、どうするの?」という確認の際、怖い顔になっていないことです。